ワンポイントタトゥーの値段は、約3cmなら約1万円からです。
作品をたくさん見たい方は、ワンポイントの作品一覧へどうぞ。この記事では、値段の決まり方と、大きさ・入れる場所・デザインの選び方を順に説明します。
- ワンポイントの値段と、小さくても下がりにくい理由
- 同じ日に2〜3個入れるときの値段の考え方
- ワンポイントと呼ばれる大きさの目安
- 隠しやすい場所と、見える場所
- 年月で線がにじむことを考えたデザインの選び方
- 彫師が描いたデザイン(フラッシュ)から選ぶ方法
ワンポイントタトゥーの値段はいくら?
ワンポイントは最低料金で決まることが多く、約3cmなら約1万円からです(掲載彫師の公開料金の中央値、2026年10月29日時点)。小さくしても、それより下がりにくいです。
| サイズ(目安の大きさ) | 中央値 | よくある幅(安い方から25〜75%) |
|---|---|---|
| コイン・ワンポイント(約3cm) | 1万円 | 6,000〜1万1,500円 |
出典: tattooers.jp の掲載彫師がプロフィールに公開している最低料金(2026年10月29日時点、編集部集計)。「よくある幅」は、安い方から並べて25%〜75%にあたる範囲です。
大きくなるほど、料金の区分も上がります。名刺・スマホ・A4などほかの大きさの目安は、タトゥーの値段相場のサイズ別の目安表にまとめています。
小さくても値段が下がりにくい理由
タトゥーを1つ彫るには、針・インク・グローブ、肌や道具を覆うシートなど、使い捨ての資材が要ります。準備と片付けの手間もかかります。こうした資材や手間は、デザインが小さくても同じだけかかります。そのため、「〜円から」という最低料金を決めている彫師が多いとされます。tattooers.jp の掲載彫師も、プロフィールに「〜円から」の最低料金を載せています。
最低料金より高くなることもある
上の表は「〜円から」という最低料金です。実際に払う金額は、次のようなことで上がることがあります。
- 色: 黒一色より、色の数が多いほうが時間がかかりやすい
- 細かさ: 小さくても、線や模様が細かいと時間がかかる
- 部位: 指・耳の後ろ・肋骨(あばら)のあたりなど、彫りにくい場所は、小さくても値段が変わることがある
相談のときは、「総額でいくらになるか」を確かめておきましょう。値段の決め方は、サイズ制・時間制・見積もり・1回(1セッション)いくらの4通りがあります。時間制の場合、掲載彫師が公開している1時間あたりの最低料金は、中央値で1万2,500円です(2026年10月29日時点、編集部集計)。くわしくは料金の決まり方は4通りで説明しています。
彫師が描いたデザイン(フラッシュ)は、決まった値段が出ていないものがほとんどです。フラッシュから選ぶときの値段の確かめ方は、この記事の後半「彫師が描いたデザイン(フラッシュ)から選ぶ」で説明しています。
同じ日に2〜3個入れるといくら?
小さいデザインを、同じ日にいくつか入れたいという方もいます。このときの値段の考え方は、彫師によって違います。
- 1つごとに最低料金がかかる: 2個なら最低料金の2回分、という考え方
- まとめて時間で見る: かかった作業時間で、まとめて料金を出す考え方
どれになるかは、相談してみないと分かりません。いくつ入れたいか、それぞれの大きさと場所を最初に伝えて、「まとめて入れるといくらになりますか」と聞いてみましょう。
作品の画像は、tattooers.jp に掲載している彫師の作品から引用しています(2026年10月29日時点)。画像を押すと、その作品のページに移動します。
相場より極端に安い施術には注意
相場より極端に安い施術や、無料モニターは、見習いの彫師の練習であることが多い、と編集部は考えています。タトゥーは長く残るので、値段より作品で選びましょう。確かめておきたい点は、安すぎる施術や無料モニターには注意と、彫り師の選び方にまとめています。
ワンポイントのサイズの目安
ワンポイントの大きさに、はっきりした決まりはありません。コインくらい(約3cm)を中心に、大きくても5cm前後までを「ワンポイント」と呼ぶことが多く、どこからを区切りにするかは彫師によって違います。正確な大きさは、相談のときに決めましょう。
この記事では、次の2つを目安にしています。
- tattooers.jp の掲載彫師の料金の区分では、いちばん小さい区分が「コイン・ワンポイント(約3cm)」です
- tattooers.jp のフラッシュ(彫師が描いたデザイン)の大きさの区分では、「小さい」を5cm以下としています
名刺くらい(約5×9cm)になると、料金の区分が一つ上がることが多いです(掲載彫師の公開料金の中央値で約2万円、2026年10月29日時点。→サイズ別の目安表)。
小さくすればするほどよい、というわけではありません。小さすぎると、年月でぼやけることがあります(→この後の「デザインの選び方」)。
ワンポイントを入れる場所(隠せる場所・見せやすい場所)
初めては、半袖の服でも隠せる場所から
初めての1つなら、半袖の服でも隠せる場所から始めるのがおすすめです。たとえば、二の腕の外側(袖で隠れる高さ)・肩・背中・胸・お腹・太ももです。仕事や、これからの暮らしの変化を考えても、隠せる場所なら選べる道が広がります。
作品の画像は、tattooers.jp に掲載している彫師の作品から引用しています(2026年10月29日時点)。画像を押すと、その作品のページに移動します。
見える場所に入れるなら(手首・足首)
手首や足首は、小さいデザインが映える場所です。ただ、半袖や素足のときは人の目に入ります。仕事や生活の中で見えても困らないかを考えてから選びましょう。足首に入れるなら、くるぶしの骨の真上を少し外すと持ちがよい、という考え方もあります(くるぶしの近くが抜けやすい理由は、この後の「皮ふがよく動く・こすれる場所は、色が抜けやすい」で説明しています)。手首については、手首のタトゥーでくわしく説明しています。
作品の画像は、tattooers.jp に掲載している彫師の作品から引用しています(2026年10月29日時点)。画像を押すと、その作品のページに移動します。
首・手・指は、服で隠しにくい場所です。2つ目以降に考えても遅くありません。
皮ふがよく動く・こすれる場所は、色が抜けやすい
指、手のひら側、足の裏側、くるぶしの近くなど、皮ふがよく動いたり、物とこすれたりする場所は、小さい柄でもインクが抜けやすく、手直しが要りやすいとされています。指や手のひら側は、無料の手直しの対象外にしている彫師や、そもそも受けていない彫師もいます。入れたい場合は、相談のときに確かめておきましょう。
ワンポイントを入れる人が多い部位(掲載作品の割合)
tattooers.jp に掲載しているワンポイントの作品を部位ごとに見ると、次のようになっています。
| 部位 | 割合 |
|---|---|
| 腕(二の腕〜前腕) | 54.6% |
| 肩 | 8.7% |
| 背中 | 7.7% |
| 脚 | 7.7% |
| 手 | 5.1% |
| 胸 | 3.6% |
| お腹・首・足首 | 各 2.6% |
| その他(耳・手首・腰など) | 5.1% |
出典: ワンポイントの作品一覧に掲載している作品の部位(2026年10月29日時点、編集部集計)。部位が登録されていない作品は「その他」に含めています。割合は小数第2位を四捨五入しているため、足しても100%ちょうどにはなりません。
いちばん多い「腕」には、袖で隠れる二の腕と、隠れにくい前腕の両方が入っています。腕に入れるなら、袖で隠れる高さかどうかも考えて、位置を決めましょう。
痛みが気になる方は、タトゥーの痛み 部位別ランキングの「痛みが少ない場所8選」も参考にしてください。
デザインの選び方(細い線は年月でにじむことがある)
小さすぎると、年月でぼやけることがある
細い線や細かい柄を小さく入れると、年月がたつうちに線がにじんで太り、ぼやけて見えることがあります。線と線の間がつまっていると、にじんだときに柄がつぶれて見えやすくなります。
小さい文字は、特に読めなくなりやすいです。そのため、「もう一回り大きくしましょう」と勧める彫師もいます。字の大きさや書体の選び方は、レタリングタトゥーのフォントと文字選びでくわしく説明しています。ぼやけてしまったタトゥーや、気に入らなくなったタトゥーの上から別の柄を入れて隠す方法は、タトゥーのカバーアップで説明しています。
細い線・白・薄い色は、薄くなりやすい
細い線(ファインライン)・白いインク・薄いカラーは、黒くて太めの線より、年月で薄くなりやすいと言われることがあります。長くはっきり残したいなら、線を少し太めにする、黒を強めにする、という方法があります。どのくらいの大きさなら、どのくらいの線の太さがよいかは、彫師に聞いてみましょう。
紫外線も、インクが薄くなる原因の一つです。米国皮膚科学会は、紫外線で一部のインクが色あせることがあるとして、日に当たるときは日焼け止め(SPF30以上で、水に強く、広い範囲の紫外線を防ぐもの)でタトゥーを守るよう勧めています[1]。なお、彫ったばかりで治っていない肌に日焼け止めを塗るかどうかは、彫師の案内に従いましょう。治るまでは、服で日光を避けるようにしましょう。
細い線や、すっきりしたデザインの作品は、次のページで見られます。
デザインは、彫師と一緒に考えられます。デザインを一緒に考えるところから始めてくれる彫師は多い、というのが編集部の印象です。そのまま頼めるデザインがほしいなら、次のフラッシュから選ぶ方法もあります。
彫師が描いたデザイン(フラッシュ)から選ぶ
フラッシュは、その彫師が自分で描いて「この柄を彫りたい」と出しているデザインです。その彫師に頼むためのデザインなので、そのまま頼めます。
フラッシュの画像は、tattooers.jp に掲載している彫師のフラッシュから引用しています(2026年10月29日時点)。画像を押すと、そのフラッシュのページに移動します。
うさぎと羊のフラッシュのように描き込みの多い柄は、小さく入れると線がつまって見えることがあります。細かい柄を選ぶときは、どのくらいの大きさで彫れるかを相談しましょう。
フラッシュを選ぶときは、次の点を知っておきましょう。
- 値段: フラッシュのページには、決まった値段が出ているものと、「要相談」のものがあります。tattooers.jp に掲載しているフラッシュでは、9割以上が「要相談」です(2026年10月29日時点、編集部集計)。値段は相談のときに確かめましょう
- 大きさや色の変更: 大きさや色を変えられるかは、彫師によって違います。変えると値段が変わることもあります
- ほかの彫師のデザイン: ネットで見つけた別の彫師の作品やフラッシュは、そのまま頼まずに参考として見せ、自分用に描いてもらいましょう。ほかの彫師の作品をそのまま彫ってもらうのは、その彫師の作品をまねることになり、トラブルの元になります
tattooers.jp では、フラッシュの詳細ページの「予約する」から、そのまま彫師に予約申込みを送れます。送るには tattooers.jp へのログインが必要です。タトゥーの施術は18歳以上の方が対象です。
ワンポイントの柄の例(花・文字・動物・記号)
掲載作品から、柄ごとにいくつか紹介します。
男性でも女性でも、選び方は変わりません。線の太さや置く場所で、印象が変わります。細い線・太い線・黒一色・カラーといった作風で選ぶと、好みのデザインに近づけやすくなります。
作品の画像は、tattooers.jp に掲載している彫師の作品から引用しています(2026年10月29日時点)。画像を押すと、その作品のページに移動します。
柄の意味は、文化や国によって違い、一つに決まっているわけではありません。意味を込めたい方は、タトゥーの意味一覧も読んでみてください。
よくある質問
Q. 予約金(前金)はかかりますか?
予約金(前金)を求めるか、キャンセルしたときにどう扱うかは彫師ごとに違います。予約する前に確かめましょう。くわしくは予約金(前金)と支払いのタイミングで説明しています。
Q. 1回で終わりますか? 手直しは?
ワンポイントは、基本的に1回で終わることが多いです。ただ、治ったあとに、色が薄い・抜けている部分が見つかって、手直しが要ることがあります。手直しの条件(何カ月以内なら無料か、など)はお店ごとに違うので、予約のときに聞いておきましょう。くわしくは色が抜けたときの手直し(タッチアップ)をご覧ください。
Q. 痛みは? 時間はどれくらい?
痛みの感じ方は、部位によって変わります。彫る時間そのものは短いことが多いですが、デザインの確認・下絵を肌に写す作業・位置合わせを入れると、お店にいる時間は彫る時間より長くなります。どのくらいかかるかは、予約のときに聞いておきましょう。部位ごとの痛みは、タトゥーの痛み 部位別ランキングで説明しています。
Q. ワンポイントでも温泉に入れますか?
小さくても、温泉・ジムは断られることがあります。町の銭湯は入れるところが多いです。くわしくは温泉・ジムは断られることがある。町の銭湯は入れるところが多いをご覧ください。
Q. ワンポイントに意味は必要ですか?
なくて大丈夫です。好きな形だから、というだけで選んでも構いません。意味を込めたい方は、タトゥーの意味一覧を参考にしてください。
予約相談で伝えること
ワンポイントの相談では、次の4つを最初に伝えると、彫師が値段と大きさを考えやすくなります。
- 大きさ: 「たて約3cm」のように、センチで
- 部位: 左右と、内側・外側まで
- 参考画像: 好きな作品を「参考」として添付する。どこが好きか(線の細さ、雰囲気など)も一言添える
- 予算: 上限を正直に伝える
同じ日にいくつか入れたい場合は、その数とそれぞれの大きさも書いておきましょう。そのまま使える文面は、予約相談で送ると話が早いこと(テンプレート)と、タトゥーの予約DM例文にまとめています。
彫師は Instagram で見つける方が多いと思います。ただ、Instagram で分かるのは作品の一部です。tattooers.jp では、施術を受けた人の声を VOICE として載せているので、施術の雰囲気も前もって確かめられます。気になる彫師は、彫師の一覧からプロフィールを開いて、料金の目安や VOICE を確かめてみてください。
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参考文献
本文で使った一次情報は次のとおりです。各リンクは外部サイトに移動します。
- American Academy of Dermatology (AAD). Caring for tattooed skin. 確認日 2026年10月29日.
※ 料金・フラッシュの値段の割合・作品の部位の割合は、tattooers.jp の掲載彫師が公開している情報と掲載作品の登録をもとに編集部が集計したものです(2026年10月29日時点)。米国の学会の情報は、日本の制度や医療の前提と異なる場合があります。


