右肩にウエスタンブーツ、右胸にネイティブアメリカンの男性のタトゥーが入った、黒のタンクトップのブランドンさん

TATTOO TOUR TOKYO JOURNAL

アメトラのタトゥー|消えるタトゥーから始めた、ブランドンさんの右半身

Photo by TATTOO TOUR TOKYO

2026年10月29日 公開 · 10月29日 更新
文 TATTOO TOUR TOKYO · 14分

CONTENTS 14
  1. 最初の1つは、消えるタトゥーだった
  2. 肋骨のカウガール
  3. 推しは肩のセクシーガール
  4. サンダーバード
  5. ウエスタンブーツと、古き良きアメリカ
  6. なぜアメトラなのか
  7. 6つのタトゥーの値段
  8. 半袖で隠れる場所に、右半身を埋めていく
  9. 彫り師は「人柄」で選んだ
  10. 義肢装具士の学校へ
  11. 「ブランドン」はミドルネーム
  12. 授業で言われた「ヤクザ?」
  13. TATTOO TOUR TOKYOで知った、美容師のまどさん
  14. ブランドンさんのタトゥーを彫った人たち

街を行くタトゥーの持ち主に、その一つひとつに込めた話を聞くTATTOO TOUR TOKYO。このジャーナルには、SNSの短い動画に入りきらなかった話まで、撮影した素材から書き起こして載せています。今回の相手はブランドンさん。2026年4月18日、肩まで届く巻き髪に、黒のタンクトップと革ジャンで現れた彼は、パーソナルトレーナーとして働きながら、義肢装具士の学校に通う学生です。右の肩から胸、脇腹にかけて、アメリカントラディショナル(アメトラ)のタトゥーが並んでいます。

革ジャン姿で現れたブランドンさん

全身のタトゥー一覧

部位モチーフ意味彫った人
左胸ネイティブアメリカンの女性(エフェメラル)ファーストタトゥー。右胸の男性と向き合う別のスタジオ
右の脇腹(肋骨)カウガール消えないタトゥーの1つ目Koo さん
右胸ネイティブアメリカンの男性左胸の女性と対になるKoo さん
右の二の腕セクシーガールいちばんのお気に入りKoo さん
右肩の後ろサンダーバード幸運と守護Koo さん
右肩の前ウエスタンブーツ意味はない、ただかっこいいKoo さん

最初の1つは、消えるタトゥーだった

――タトゥーを入れたきっかけは?

ブランドン

普通が嫌で、なんか特別な存在になりたかったので、タトゥー入れました。かっこいいっていうのもあるんですけど。

最初の1つに選んだのは、消えることを前提にしたエフェメラルタトゥーでした。2025年の夏、7月か8月。左胸に、ネイティブアメリカンの女性を青い線で入れています。

――エフェメラルってどういうものですか?

ブランドン

大体1年から3年で消えるタトゥー。体の代謝によって消えるタトゥーなんですけど、ファーストタトゥーがまさに、なんか消えるのがいいなと思ってエフェメラル入れたんですけど、入れた2週間後に内出血しちゃいました。

――内出血?

ブランドン

入れて2週間後ぐらいに筋トレしたら、なんかプチプチって言って、ちょっと内出血みたいになっちゃったんですよ。最初これ青色、青の線で入れてもらったんですけど、今見てもらったらわかるかもしれない、赤色っぽくなってます。治るのもちょっと遅いかなと思います、普通のタトゥーと比べて。

――普通のタトゥーはそんなことないんですか?

ブランドン

大体入れて1週間ぐらい筋トレなんもしないんですけど、その後普通に筋トレしても何もないので。

エフェメラルだけが、いまも鍛えると赤くなります。理由について、本人の見立てはこうです。

エフェメラル入れてくれたアーティストさん曰く、エフェメラルって入りにくいんで、普通のタトゥーの倍時間かけなきゃいけないみたいに言ってて。なのでその分、体へのダメージが大きいのかなとは思うんですよね。

― ブランドン

値段も、ほぼ倍でした。同じ大きさの右胸のタトゥーが3万3千円だったのに対し、エフェメラルは「6万ぐらいした」。「インクが高いらしくて」。取材の時点で入れてから約8か月。左胸の女性は、本人いわく「大体消えてます」。

エフェメラル今話題だと思うんですけど、いろいろ考えて入れた方がいいのかなと思います。

― ブランドン
消えかけたエフェメラルを入れた左胸を指すブランドンさん

肋骨のカウガール:消えない1発目

エフェメラルから約1か月後、ブランドンさんは消えないタトゥーに進みます。

エフェメラルって結構いい値段するんですよ。そしたらもう、エフェメラル行ったからもう消えないやつ行っちゃうかみたいな感じで。でも勢い、やっぱり勢い。

― ブランドン

消えないタトゥーの1つ目は、右の脇腹、肋骨の上のカウガールです。カウボーイの女性版を、色を入れずに黒で描いています。

――お腹は痛いって聞きますね。

ブランドン

やばいっす。めちゃめちゃ痛いです。肋骨だけはもう入れたくないです。そのぐらい痛いです。

――なぜ肋骨に?

ブランドン

肋骨に入れたのは、とりあえず見えない。服で、タンクトップでも絶対隠れるから。でも徐々にやっぱり、タンクトップで見えるところに入れ、半袖でもちょっと腕を上げたら見えるところに入れ。最初はちょっと、隠れるところに入れがちなんじゃないですかね。でもお腹は、かっこいいですけど、痛いからもう進まない。

肋骨は骨が近く、マシンの振動が骨に響くため、痛みがいちばん強い部類に入る部位です。部位ごとの違いは部位別のタトゥーの痛みにまとめています。値段は3万3千円でした。

右の脇腹に入ったカウガール

推しは肩のセクシーガール:「シールじゃねえよ」

――推しのタトゥーを教えてください。

ブランドン

この肩に入ってる、セクシーガールみたいな。Kooさんっていうアーティストの方に入れてもらったんですけど、めちゃめちゃ綺麗で、カラフルで、めちゃめちゃ気に入ってます。これアメトラですね。

右肩から二の腕の外側にかけて。水玉のスカーフを頭に巻き、花を挿した女性の横顔です。赤やオレンジ、緑の色が、太い黒の輪郭の内側にきっちり収まっています。色を塗らずに残したところは、肌の色がそのまま絵の一部になっています。

――余白があるんですね。塗らないところが。

ブランドン

自分の肌の色と、肉の色で、うまい感じに。これ、シールに間違えられるぐらい好きなんですよ。この前もスレッズで「シールだろ」みたいに言われたんですけど、シールじゃねえよ。めっちゃムカつきますよ。

絵柄は、元にしたい画像を1枚送り、あとは「お願いします」。値段は「4万ちょっと」です。

カラーだと、ちょっとだけ高いイメージありますね。

― ブランドン
右の二の腕のセクシーガール

サンダーバード:アメリカの色に、日本の太陽

右肩の後ろ、肩甲骨の上には、翼を大きく広げた鳥がいます。

――この鳥は何ですか?

ブランドン

これもアメトラという種類のタトゥーで、Kooさんに入れてもらったんですけど、サンダーバードです。ネイティブアメリカン寄りの。確か幸運と、ディフェンス。守るみたいな、守護神みたいな感じ。

サンダーバードは、北米の先住民の伝説に登場する、雷を起こすとされる鷲に似た巨大な鳥です(コトバンク)。

――どうやってお願いしたんですか?

ブランドン

自分でサンダーバードの画像を、インスタとかGoogleで見つけて、それをKooさんに全部お任せでお願いしますって言って作ってもらいました。色とかもすごいんですけど、一番の醍醐味がこの、富士山みたいになってるじゃないですか。アメリカンな色とデザインなんですけど、ここだけ富士山チックというか。

鳥の胸のあたりに、山と、放射状に光を放つ赤い太陽。アメリカの絵柄の真ん中に、日本の風景が一つだけ入っています。ブランドンさんはアメリカ生まれで、二重国籍です。

ぴったしです。

― ブランドン

値段は「4万から5万ぐらい」でした。

右肩の後ろのサンダーバード

ウエスタンブーツと、古き良きアメリカ

いちばん新しいのは、右肩の前のウエスタンブーツ。取材の2週間前に入れたばかりで、ブーツの後ろを青い背景と星が囲んでいます。これもKooさんに、LINEで「ウエスタンブーツのデザインお願いします」と送り、完全にお任せで仕上がったものです。値段は3万3千円ほど。

――ウエスタンブーツに意味はあるんですか?

ブランドン

ウエスタンブーツには意味なんもないです。ただかっこいい意味で。

――カウボーイの文化が好きなんですか?

ブランドン

カウボーイ文化というよりかは、古き良きアメリカの文化みたいなのがめっちゃ好きです。バイクとか、革ジャン、デニムとかがめちゃめちゃ好きで。そういうテイストで全部入れてます。

この日羽織っていたのも、袖にファイヤーパターンの入った革ジャンでした。首には、翼を広げた鷲と羽根のシルバーのネックレス。

右肩の前のウエスタンブーツ

なぜアメトラなのか:「タトゥーはただのアート」

――アメトラを選んだのは、古き良きアメリカ文化が好きだから?

ブランドン

そうですね。あとはもう自画自賛なんですけど、自分はアメトラが似合うっていう。これで和彫りとか入ってたらかっこいいんだけど、ちょっと危ない人って思われるかもしれないんで。アメトラで、かつちょっと可愛い感じで柔らかくしたいんで、ちょっとカラー入れて。別に和彫りが悪いとか、そういうわけじゃなくて。僕が入れてたら、ちょっと怖いのかなって。

アメリカントラディショナルは、黒く太い線と鮮やかな色が特徴の作風で、1900年代初めに船乗りのあいだで流行しました(Tattoo Studio KAGEROU)。

――入れてよかったことは?

ブランドン

とりあえず自分がかっこよくなるぐらい。でも鏡とかで自分見た時に、やっぱ自分かっこいいなと思いますね、入れてると。ちょっとナルシストっぽいけど、やっぱり自己肯定感上がると思うんですよね。ただのアートだし、タトゥーって。

タトゥーはただのアートなんで、それを自分でしっかり表現したいなってのもあるんで。

― ブランドン
アメトラを選んだ理由を話すブランドンさん

6つのタトゥーの値段

入れた順に、本人が覚えている値段を並べます。2025年夏のエフェメラルから2026年4月のウエスタンブーツまで、本人の言葉では「2、3か月おきに入れてます」。

順番部位・モチーフ値段(本人の記憶)
1左胸・ネイティブアメリカンの女性(エフェメラル)約6万円
2右の脇腹・カウガール(黒)3万3千円
3右胸・ネイティブアメリカンの男性3万3千円
4右の二の腕・セクシーガール(カラー)4万円ちょっと
5右肩の後ろ・サンダーバード(カラー)4万〜5万円
6右肩の前・ウエスタンブーツ約3万3千円

――それぞれおいくらでしたか?

ブランドン

エフェメラルはやっぱりインクが高いらしくて。大きさは右側のインディアンと一緒なんですけど、こっちが3万3千円で、エフェメラルが6万ぐらいしたと思う。倍近いですよ。

右胸のネイティブアメリカンの男性は、羽根の頭飾りを黒とグレーの陰影で描いたもの。色の入ったセクシーガールとサンダーバードは、カラーインク込みで4万〜5万円ほどでした。

値段を思い出すブランドンさん

半袖で隠れる場所に、右半身を埋めていく

6つのうち、エフェメラル以外はすべて右半身。それも、半袖を着れば隠れる場所に集まっています。

――その場所に入れた理由は?

ブランドン

一応、今後医療系の職業に就くんで、半袖着た時に見えないように。肩と胸と、あと肋骨。

――左に行く予定は?

ブランドン

左に行くか行かないかは今後次第。でもとりあえず右のここは全部埋めたいです。半袖で見えないところは全部。

左胸の消えかけた女性は、右胸の男性と向き合う形で入れたものです。

こっちまた入れたいですね。インディアン女性の。また色入れて。男女で向き合ってる感じが、エロいなって。

― ブランドン

パーソナルトレーナーの仕事中も、タトゥーは隠しています。勤め先の社長の方針は「入れるのはOK、見せるのはNG」。

やっぱこういう人いるとちょっと怖いって思う人もいるから、見せるのはNG。世の中のタトゥーの認知が変われば、タトゥーピーポーの働き方も変わるのかもしれないですね。

― ブランドン

例外は、日本語を話さないチェコ人のお客さんだけ。腕立て伏せの見本を見せたときに見えていたはずだから、「絶対初日にわかってました」。

肩に手を当てて話すブランドンさん

彫り師は「人柄」で選んだ

エフェメラル以外の5つを彫ったのは、東京・御徒町のTattoo Studio HORIYAのKoo(幸)さんです。

――Kooさんを選んだきっかけは?

ブランドン

インスタで最初、アメトラじゃなくて、ブラックアンドグレーのタトゥーで調べてた時に、HORIYAさんの作品がバーって出てきて。その中でKooさんを見つけた時に、Kooさんがちょっとふざけたような、面白動画みたいなのを載せてて。それ見た時に、優しそうだなと思ったんで、一発で。人柄で選びました。やっぱり人ですよね。

――逆に、避けたのは?

ブランドン

人によっては、ちょっと高圧的なストーリーを載せてたりして、怖いなとか。あとは彫ってる環境の写真、タトゥーショップの写真で、ちょっと不衛生かなみたいな、ほぼ自宅みたいになってる人もいて。それはちょっと怖いなって。体にやっぱインク入れるんで。

彫り師を探す側として、ほしい情報もはっきりしています。

スタジオの中の画像だったりとか、アーティストさんの顔画像とか、デザインがあった方がもちろんいいですよね。HORIYAさんはスタジオの中とかもインスタで載せてると思いますし、作品も載せてある。皆さん結構優しくてかっこいい方なんで、HORIYAさんおすすめです。めっちゃ綺麗だし、おしゃれで。スタジオも。

― ブランドン

撮影の途中、ブランドンさんはスマホを取り出して、Kooさんのアカウントを開き、自分がウエスタンブーツを彫られている最中の動画を見せてくれました。「めちゃめちゃかっこよく撮ってもらって」。

彫り師の選び方を話すブランドンさん

義肢装具士の学校へ:「こんな風貌だけど」

――ご職業は?

ブランドン

今、学生やりながら働いてます。義足とか義手とか、あとはコルセット、腰を傷めた時につけると思うんですけど、そういうのを装具っていうんですけど、それを作る義肢装具士の学校に行ってます。

――それを選んだのはどうしてですか?

ブランドン

それもタトゥーを入れたきっかけと、核が一緒で。みんなと違う能力をつけたいとか、ちょっと特別な存在になりたかったので、義肢装具士っていう学科を選びました。装具士の学生でも、こんなタトゥー入れて、ロン毛でいないです、絶対。みんな真面目な人ばっかり。

この仕事を知ったのは、知り合いからでした。

もともと新卒でパーソナルトレーナーやってたんですけど、これだけだったら人生つまんねえなと思ってる時期で、ちょっと迷走してる時期で。知り合いの人にこういう職業あるよって言われて、じゃあ思い切って学校行ってみるかみたいな感じで。

― ブランドン

目標は、2027年から海外で働くことです。

発展途上国とか紛争地域にも、来年から行きたいなって思ってます。日本でも学校めっちゃ少ないんですよ。全国で8校ぐらいしかないんですけど、発展途上国とか紛争地域だと、そもそも義肢装具士っていう存在がない可能性もあるので。そういうとこ行って、人を助けたいみたいな。こんな風貌だけど。

― ブランドン

その足がかりも、自分で探してきました。

紛争地域、義肢装具士かなんかで調べたら、そういうことをやっている会社が日本に一個だけあるんですよ。そこでも今アルバイトしてるんですけど。

― ブランドン

フィリピンやベトナム、タイの会社にも自分でメールを送り、返事が来たのは1社だけ。「やる気あるならいいよ、履歴書送って」。

――義手はどうやって作るんですか?

ブランドン

切断した部位を、石膏が入ってる包帯で巻いて、体の形を読み取って。それを基に、切断した部位にはめる、プラスチックの靴下みたいなものを作るんです。すごい簡単に言うと。義手は大体3つあって、1つが装飾義手。本当に人間の手に寄せたような見た目の。あとは、作業する時に先が動かなきゃダメじゃないですか。なので体幹の動きと肩甲骨の動きで先が動く能動義手と、ちょっとロボティックな筋電義手。

筋電義手は、残った腕や上半身の筋肉の動きをセンサーで読み取り、電動で手先を動かす義手です(MSDマニュアル 家庭版「義肢のオプション」)。義肢装具士は、1987年の義肢装具士法で定められた国家資格です(義肢装具士法)。

義手のつくり方を身ぶりで説明するブランドンさん

「ブランドン」はミドルネーム

――英語が話せるのは、留学ですか?

ブランドン

いや、僕アメリカ生まれなんですよ。だから名前ブランドンなんですよ。親の仕事の都合でアメリカで生まれて、3か月で帰ってきてるんで、英語はあんま関係ないです。大学までは全然英語喋れなかったんですけど、紛争地域に行きたいなと思って、学校行きながら仕事しながら、合間でオンライン英会話とかやって身につけました。

オンライン英会話を2年。渋谷の、外国人が集まるバーに毎日通った時期もあります。いまはあのチェコ人のお客さんと週4回、英語でトレーニングをしていて、本人いわく「ウィンウィン」です。

名字とミドルネームと名前。ブランドンさんには名前が3つあります。右半身でまだ空いている場所には、そのミドルネームを入れるつもりです。

――次に入れたいものは?

ブランドン

ここに名前入れたいんですよね、自分のミドルネーム。ブランドンって。アメリカ生まれでミドルネーム入ってて、名字もめちゃめちゃ珍しいですけど、そこからタトゥー入れて、ロン毛にして。

アメリカ生まれの話をするブランドンさん

授業で言われた「ヤクザ?」

――タトゥーを入れて変わったことはありますか?

ブランドン

この前、学校で、上腕の形を読み取る授業があったんですよ。人間の手足の形を読み取って、それを基に義足とか装具を作るんですけど、その時に、ここからここまで肌出してって先生から言われてて、僕タンクトップで行ったんですよ。そしたら、クラスの女の子に耳元で「ヤクザ?」って言われたんですよ。違うけど、みたいな。

――アメトラなのに。

ブランドン

ね。タトゥーの種類とか、僕たちは知ってるけど、相手はやっぱ知らないんで。タトゥーイコールちょっと怖い人みたいに、まだなってるのかもしれないです。それはちょっとでも変われば、いいのになとは思いますけどね。ただのアートですから。って僕は思ってる。

ジムも、いまだにタトゥーお断りのところがあります。それでも、入れる人は増えていると感じています。

アーティストさんも増えてるし、それに伴ってやっぱ入れられる環境が増えてるんじゃないのかなと思うんで、タトゥー入ってる人、結構増えてるんじゃないのかなとは思います。

― ブランドン

海外で働くつもりなら、タトゥーは関係ない。そう考えて入れたものの、いまは日本でも同じだと思っています。

日本で働くにしても、タトゥー関係ないと思うんですよね。それを超えちゃうぐらいの技術とか、礼儀正しさとかがあれば。

― ブランドン
授業での出来事を話すブランドンさん

TATTOO TOUR TOKYOで知った、美容師のまどさん

ブランドンさんがTATTOO TOUR TOKYOを知ったのは、タトゥーを入れたあとでした。

――TATTOO TOUR TOKYOは何で知りましたか?

ブランドン

インスタで、ハッシュタグ「タトゥー」で調べたんですよ。そしたら、以前TATTOO TOUR TOKYOに載ってた、美容師のまどさんの動画が出てきて。この人かっこいいなと思って、これ載せてるアカウント何なんだろうと思って調べたら、こんな紹介してるアカウントあるんだって知ったんですよ。

動画を見て、ブランドンさんはまどさんの店に髪を切りに行きました。

見た目ちょっとチャラいじゃないですか。でも実際接してみると、めちゃめちゃ礼儀正しい方です。今まで出会った美容師でナンバーワンぐらいじゃないですか。本当に冗談抜き。礼儀正しいし、めっちゃうまいし。

― ブランドン

カットのあいだの会話は「6、7割はタトゥーの話」。TATTOO TOUR TOKYOのコメント欄についても聞くと、「ネガティブなのはあんまない」。一方で、セクシーガールを「シールだろ」と言われたスレッズでは、「タトゥー、露骨に見せんな」とも書かれました。

犯罪じゃないからね。

― ブランドン
TATTOO TOUR TOKYOを知ったきっかけを話すブランドンさん

ブランドンさんのタトゥーを彫った人たち

彫り師彫ったタトゥー
Koo(幸)さん(東京・御徒町 Tattoo Studio HORIYA)脇腹のカウガール、右胸のネイティブアメリカン、二の腕のセクシーガール、サンダーバード、ウエスタンブーツ
エフェメラルを扱うスタジオ左胸のネイティブアメリカンの女性(エフェメラル)

アメトラを彫る彫り師は、オールドスクールの作品一覧やtattooers.jp の彫り師一覧から、作品やエリアで探せます。

気になる彫り師がいたら、作品と予約方法を確認できます。

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PROFILE

ブランドン

アメリカ生まれ、生後3か月で日本へ。ブランドンはミドルネーム。新卒でパーソナルトレーナーになり、いまは働きながら義肢装具士の学校に通う。2025年夏のエフェメラルを皮切りに、右半身にアメリカントラディショナルのタトゥーを入れている。

WRITTEN BY

TATTOO TOUR TOKYO

街で出会ったタトゥーの持ち主に、その一つひとつに込めた話を聞くショート動画メディア。tattooers.jp と同じチームが撮影・取材しています。コラムでは撮影したインタビューを記事にまとめています。

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更新履歴 v1 2026年10月29日 公開しました